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稽古。 [合気道]

合気道を始めて、まもなく満16年が過ぎようとしている。
だいたい週に2日稽古しているけど、年末年始等は休みの期間もあって、なおかつ、用事や気が乗らない時はさぼったりもするので、年間52週としても平均すると45週くらいしかならないかもしれない。

それでも年間90日は稽古している計算になるので16年だと1,440日。

もちろん、上には上がいらっしゃるので、この数字はほんの子供といったところだろう。

それでも、自分にしたら、よくここまで続いたな、と感慨深いものもある。

合気道の審査基準の基礎となるのが、稽古日数。
それをクリアした上で師範から審査を受けてもいいというお許しをいただいてはじめて、審査にのぞめる。

したがって、同じ稽古日数で受けれる人と受けれない人がいるのはやむなしというところか。

人、それぞれに上達の進度は違うし、もともと、他人と比較しても仕方がない。

要は自分自身、満足のいく稽古が出来ているかということだろう。

たとえ、昇級、昇段していかなくても、この日数を稽古したということは紛れもない事実だと自信をもっていいことだと思う。

ま、なんにせよ、こういう習い事は、まず、人真似が大事。
師範、先輩達の技をみて、同じような体の動かし方を真似てみる。
もちろん、格好だけで魂は入っていないかもしれないが、その動きにはなにかしらの意味があることがおよそわかってくる。
師範の説明とあわせて、それを繋ぎ合わせていくわけだ。

同じように動けなかったら、なぜ、動けないのかを考えたりする。
合気道はことさら「気」や「呼吸力」に視点が行きがちであるけれど、個人的には人の身体のつくりにあわせて、理にかなった動かし方をする武道だと思っている。(合気道に限ったことではないが)

つまり、うまくできないのは、どこかしら理にかなっていない動きがあるということだと思う。

それを考えて、つきつめていく作業も楽しい。
もちろん、間違いを思い込んでしまっていて、指摘、修正されることもあるだろう。

いちおう黒帯をいただいているので、初心者の方と稽古することも多い。
しかし、まったくの初心者の方と稽古すると、あ~、自分はまだまだだな、と思うこともしばしば。

合気道は受けと取りと二人一組で稽古するのが基本。
しかも、技を決めて稽古するので、自分がうまく技ができたのか、相手が綺麗な受けをとってくれたのか、わかりにくいこともある。

初心者の方は、技の名前すらわからないケースがあるので、思うようには動いてくれない。
それを相手に嫌な思いをさせず、力づくでなく、くずしていけたら完璧なんだろうな、と常々思う。

何日、何時間、稽古しても、また、新しい課題がみえてくる。

それもまた面白い。


天龍寺

天龍寺・百花苑
Ricoh GR f2.8 1/500s ISO160

写真もプロの写真のみならず、いい写真を見ることからはじめて、同じような写真を撮りたいと思う気持ちが上達のコツなのかもしれないな。
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