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「着衣の全身撮影」でまたまた考えてみた。 [ちょっと一言]

あのニュースを見て以来、なんだか、もやもやっとした違和感がまとわりついています。

で、その原因は何なのか、いろいろと考えて見ました。

問題となった行為を自分なりに因数分解してみると

「男性」が「電車内」で「隣に座った」「女性」を「USB型のカメラ」で「動画」「撮影」した。

ということになります。

このことについて女性が訴え出たわけです。

一番、単純にすると「男性」が「女性」を「撮影」した。

弁護士の先生が仰ることに違和感を覚えるのは、この一番単純な場面でも逮捕されると仰っている点です。

つまり、このケースは「電車内」という閉ざされた場所で、「隣に座った」ある意味特定された「女性」を「USB型のカメラ」という盗撮目的と思われても仕方のない手段で、「動画」で「撮影」したのが問題なのだと思うのですがね。

それが、「着衣の全身撮影」で逮捕なんていう見出しと、弁護士というある意味、法律の専門家が、大は小をかねるではないけれど、十把一絡げでアウトというコメントがなんだかな~って思うわけです。


あの日以来、写真家の方はもとより、いろいろな方がネット上でその賛否の意見を述べられていますが、その人の立つ位置によって、考え方が違うわけです。

このことを考えていて、ふと、思ったのは、いまや全国大都市では当たり前になった禁煙区域のこと。

施行当時、煙草を吸わない人の権利と吸う人の権利とか、真っ向からぶつかっていたような記憶があります。嫌煙権と喫煙権とでもいうのでしょうか?

では、街中で写真を撮りたい人の権利と撮られたくない人の権利。

なんだか、似てるような気がするのは僕だけでしょうか?

煙草は健康に害があるから、とか言う問題ではないような気がします・・・。

いまや、煙草の方は喫煙スペースが設けられたり、分煙が浸透してきています。
もちろん、全席禁煙のお店もあれば、喫煙OKのお店もあります。
そして、その選択権は利用者によります。

逆に言うと、喫煙OKの店に入って喫煙に対して苦情を仰る方もいないでしょう。

となると、そういう場所での撮影(明確な区分けはできませんが、観光客が撮るだろうとする場所)で、カメラを向けて文句を言われる筋合いではないってことはないのかな~っとも思うのですが・・・どうなんでしょう?

ま、いきつくところは結局お互いの思いやりとモラルとマナーってことなんでしょうが・・・。


建仁寺

建仁寺・潮音庭
SONY α7 & CONTAX G Planar45mm f2

たとえば、この庭の向こう側に人がいて、カメラを向けたことにより、逮捕されるなんてことがあるってことなんでしょうか?

それとも喫煙スペースみたいにこの場所からなら写真を撮ってもいいよ、なんて風になるのでしょうかね。
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