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新聞コラム [ちょっと一言]

最近はとくと新聞をとっていないので、なんともいえないが、いわゆる新聞一面のコラムはそれぞれ各紙の味がでていて読んで思わず唸るものも多い。短い文面に要約された文章に、感嘆することすらある。

五大紙で言うと、日経新聞の「春秋」、産経新聞の「産経抄」、朝日の「天声人語」、毎日「余録」、読売は「編集手帳」であろうか・・・。

中でも有名なのは、好き嫌いは別として(笑)朝日の「天声人語」だろう。学生時代、教師から読むように言われた記憶がある。

今から思えば日教組がらみかと眇で見てしまいそうだが、実のところ物心ついてから一度も朝日を読んだことがないので、当然、天声人語を読むことはなかった。幸か不幸かそれが原因で受験に失敗した経験もない。

ところが最近、あまりにも社の特色をだそうとするあまり、ちょっと鼻につくものも目につくようになった気がする。

先日、ネット上で取り上げられていたのが、2/7日付の産経抄である。

「産経抄」
http://www.sankei.com/column/news/150207/clm1502070003-n1.html

産経新聞は嫌いな新聞ではなかったが、さすがにこれは鼻についた。

一度、ご一読いただければと思う。

この人は憲法のもつ、本来の意味をわかっているのだろうか。

9条が取り沙汰されてはいるが、原則は国家権力から国民を守るために存在する、それが憲法であると私は思っている。


文中で、「仇をとってやらねばならぬ、というのは人間として当たり前の話である」とか書いているが、


なら、日本刀をひっさげてあんたが行け。


安倍首相がなんと言おうが、この記者がなんと言おうが、出て行って命をかけるのは自衛隊員ではないのか?

自衛隊員の彼らも命はひとつしかないし、まして、家族や恋人がいるはずだ。

それをこの記者はなんと心得ているのか?と読んでいて非常に腹立たしい思いがした。

確かに税金で食っているのかもしれないが、だからと言って、命を賭けるほども報酬はもらっていないだろう。

(ちなみに自衛隊の皆様はそんなことを思っていないかもしれないが、思っていないだろうと予測してこちらが期待するというのは筋違いだ)

蛍池

近所 Ricoh GR

それにひきかえ、2/11日付の「産経抄」は良かった。

コラムというものはこうあってもらいたい。

産経抄「送り出す側の苦悩」
http://www.sankei.com/column/news/150211/clm1502110004-n1.html

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