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警察24時。 [日記]

僕は正直言って警察の方々を嫌いと思ったことはない。警察官の友人もいるし、いつもご苦労様だなぁ~っと心の中で感謝している。

交通違反で切符切られても、ルールを守らなかった自分が悪かったんだから仕方がないと思っているし、逆に捕まりたくなかったら、捕まるようなことをしなければいい、と思ってる。それに交通法規は運転者を守るという部分も無きにしも非ずだから。

そういうわけで、毎年、テレビで放映されている警察24時みたいな番組は好んで見ていたが、最近はテレビがないので(苦笑)、youtubeなどの動画サイトにアップされているものを見さしてもらっている。

昨日も晩御飯を食べながら、それを見ていた。

2016年3月に放送されたものらしい。

まぁ、いつものように大変だな~、警察の方ってと思いながらみていたのだが、ちょっと「?」っと思う部分があった。

内容は京都の観光地清水寺での盗撮犯というものだった。

以前から修学旅行などが盛んな観光地。清水寺はやはりコースからはずすことはできない。

そんな清水寺で女性観光客を狙った盗撮犯が出没しているというのだ。

番組はそれらの一斉取締りということをお題目として、話が進んでいく。

もちろん、盗撮は犯罪でもあり、決してしてはならない行為だとは重々承知しているつもりだ。そんな輩は捕まえてとっちめてやればいいと思っている。

だから、今回の内容も過去に放映されていた三宮のエスカレーターのようなものだと思ってみていたのだが、どうも少し違うようだ。

中には女性のスカート中を動画撮影、携帯等で隠し撮りしていた奴もいたけれど、歩いている女性を後ろから撮影した男性や、え?これが盗撮になるんだったら、街中で写真なんて撮れないと思えるような内容のものまであった。

詳細は下のリンクから見ていただければと思う(1時間20分過ぎくらいから)。

境内をカメラ片手にうろうろして不審者扱いでマークされ、鞄からビールを出してきて飲んだら、「どこから出してきたんや、あのビール」いわれ、女性に声をかけて写真を撮らせてもらったら、「酒を飲んで大胆になったのか」とナレーションが入り、
そのお礼にと女性たちのカメラで写してあげたら、さもそれが言い訳のような感じだと視聴者を誘導。

挙句の果ては決定的な瞬間がないからと職務質問して、清水寺で不審な写真はないけれど、京都市内で携帯で撮影した女性の後姿の写真を取り上げ、糾弾。

もちろん、写真に興味のない人からすれば、「なんでこんな写真を撮るんだろう」と思うだろうけど、街中で写真を撮ったことがあるものなら、なんでこんなことで注意を受けなければならないのだろうと不思議で仕方がない。

しかも、最終的には誓約書まで書かされている。

女性警察官は見知らぬ男に後姿でも撮影されたら気持ち悪いと感じるでしょ?というのだが、それは撮られた個人の感覚であって、そんなことで迷惑行為だとこの警察官に言われる筋合いではないと思うのだ。

携帯で撮ったというミニスカートの女性の写真もぼかしてあるが、どう見ても問題になるような写真じゃない(アップでもなんでもない)。



断っておくが、僕は盗撮を肯定しているわけではない。あれは犯罪。

しかし、今回テレビで放映されたこの部分だけをみると、誓約書なんか書かなくていいレベルだと思う。僕なら書かない。反論する。

だいたい、この男性をつけまわして、職務質問されているような場面を撮影しているテレビクルーこそ、問題ありなんじゃないの?とすら思ってしまう。(男性に問題があるのであれば)モザイクかけりゃいいってもんじゃない。それなら後姿も問題なしじゃないの?

まして、不審者扱いされて、名誉毀損にはならないのか?

最近はテレビでもやらせや、行き過ぎな取材、捏造なんかがよく取り上げられている。

今回のこの放送も大部分は警察官の方、いつもありがとうと思えるものだったが、この部分に関してはどうも腑に落ちないものだった。

確かに僕の意見は写真を撮る側のエゴ、屁理屈といわれればそれまでだけど、なんだかな~っと思ったのが正直なところである。

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