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初めての単独申告書作成。 [日記]

年が明けて、12月決算の弊社では決算業務が始まった。

昨年、直属の上司(先輩)から引き継いで、初めて一人でやる申告業務である。

引き継ぎといっても、その人が40年以上携わってきた業務を1年で引き継げるわけもないし、手取り、足取り親切丁寧に教わったわけでもない。

ましてや簿記の資格もなく、大学は文学部卒。

正直、今年一年は不安で不安で仕方なかった。

しかし、よくよく考えてみれば税の知識がないというのは今更どうしようもできないし、それにだいたいこういう仕事は日頃の数字をきちんと管理していれば、あとは機械式に表にあてはめて計算するだけのことだ。

そう、腹をくくれば「なんとかなる!」だろう。ネガティブな性格の割りに開き直れば楽観的という性格のおかげもあるのだが、不安が不安でなくなった。

昨年秋のシステム移行の影響で期末棚卸しの数字がおかしい、12月末にもう一度棚卸ししろ、とお上からの要請。

ただでさへ年末年始休暇もあって、本決算業務と親会社との連結処理のスケジュールがタイトなのになんでやねんとの思いをそっと胸にしまう。

案の定、例年なら3営業日ほどで確定する数字が7営業日かかった。

システム移行にトラブルはつきものではあるが、しわ寄せがこっちにまでくるとふりかかる火の粉は払わねばなるまい。

個人的にはシステム数字に頼った棚卸しだったのではないか?だから羅針盤が狂ったら数字が大きく乱れたと考えるのは邪推だろうか?

あるいは今までの棚卸しですでに差異が大きかった可能性も捨切れない。

とはいえ、決まったことは仕方がないので、粛々と数字が確定するのを待った。

その後の決算書作成。

昨年の申告書を参考にして、準備していた数字をあてはめていく、正直、なぜ、この数字がここに記入されるのか、そんなことはわからない。

まずは慣れることが肝心。

一応、あてはめてみて、別表4と5が合うかどうか確認する。若干の違いがあったが、同じ数字の項目が存在したこともあって、すぐに訂正処理ができた。

後は若干知識不足からの修正を税理士の先生に教えてもらって処理。

消費税の申告も大きなぶれもなく終了。

そして昨日、税理士事務所から連絡がきて、数字がかたまった。

お疲れ様でした・・・自分。やればできるもんだ。他の仕事をしていたとは言え30年以上のキャリアは伊達ではなかったかな。

心斎橋

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