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内部統制の詭弁 [日記]

先日、同じ課の女性のもとに親会社の内部監査室からメールが届いた。

その女性から、こんなメールが届いたんですけど、と相談されて、本文を読んでみると、どう考えてもこの女性に関係のあるメールではなく、おそらく監査室内で共有しようとしたメールに思えた。

そこで親会社から出向している上長に、ちょっと尋ねてみてもらえませんかね?っとお願いして確認したところ、監査室の室長の苗字とこの女性の苗字が同じこともあって宛先選択を間違えたようだ。

その後、添付ファイルのパスワードまで、この女性宛に届いていた(爆笑)

そもそもファイルにパスワードをかますのは、誤送信してもファイルを開くことができないようにするため、というのが導入の理由だったと記憶するが、このように自動的に送られるのであれば、なんら統制にもなっていない。

このパスワードは自動送信なので特段手間はかからないが、受ける側は結構手間なもの。

コンプライアンスはもっぱら自社内でそれを守るために、どのような仕事の流れにするかというのが大切なのに、他者にそれを求めるのは筋違いだと思っている。

しかも、その仕組みが求めるべき成果をあげられないのであれば、いやはや本末転倒としかいいようがない。

内部統制の原則は、違う経路、仕組、手段を使っても同じ答えを導きだすことが、効果的手段だと自分は思う。

杓子定規じゃなく、もうちょっと原理原則を基に頭使ったら?、と思いたくなった出来事だった。


初夏の空

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