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お堅い性格。 [日記]

昨日の話題の続きではないけれど、頑固だと人によく言われる。

信念を曲げない、聞こえはいいけれど、逆に言えば融通が利かないということだ。

B型の女友だちからは「あ~、めんどくさい!」とよく言われたりする(苦笑)

要するに細かいところに気が回りすぎ、そこに拘ってしまうのだ。



そういえば高校時代に、確か地学だったと思うが、数値をグラフ化するという作業があった。

僕はひとつひとつのデーターを図表に写し、ものさしで線を繋げていったが、隣に座っていた女の子が「そんなめんどくさいことせんでもこうすりゃいいねん」と端の点と点にものさしをあてて、一気に線を引いた。

内容は忘れたが、その図表の目的がデーターの傾向を求めるものだったから、彼女の指摘は正解だった。

なるほど、そういう考え方もあるんだと感心した思いがある。(余談)



そうこうして、僕はある時期から行動、判断したりする際に、なぜ、こう動いたのか、決めたのか、その過程を吟味することした。

もちろん、全てにおいてではないけれど、今まで自分が経験したことのない、あるいはめったに経験しないことに出くわした場合にそうすることにしている。

そうすることで、次に同じことに出会った場合に判断のものさしになると思うからである。

数十年前に社会人となってから、ずっと総務関係の仕事をしているが、案外、総務の仕事というのはそういう面が多い。

社員ひとりひとりに違う対応をしていると収拾がつかないことになってしまうことが往々にある。

もちろん規程があるのでそれで対応すればいいことなんだろうけど、規程というのは案外、社員向けではなく、何かあった際に会社を守るために存在する一面がある。したがって、それだけではすまないケースがままあるのだ。

後から、あの人にはこう対応していたのに、どうして私にはしてくれないのか?

そういわれると返す言葉もなくなってしまう。

初めて起きたことに関しては、いろいろと関係法令や判例、他社はどう対応しているのか、専門家(社労士)の意見を聞いてはじめて、これはまず間違いないという対応を選択できる。

そうすることで、今後似たような事案には対応できることになる。

そういう知識、基準をいかに積み重ねていくか、それが総務という仕事なんだろうと思う。

だが、残念なことに会社の業績云々には直接関係しているとは言いがたいし、評価もされにくい。

知識商売だから、そういうことが起きないと(起きないのが普通)、自分の成果を他人にアピールできない。

そして、中には会社の意に反して、それを正さねばならないこともある。

当然のごとく、上からは疎まれ、細かいことを言うやつだと仲間からはそう見られる。

損な役回りではあるが、自分には天職だと思っている。やめられまへんな(笑)


水路閣

南禅寺 SONY RX100M4

管理部という部署は他の社員に嫌われてなんぼである。

ただ、一見すると、自分にも厳しく他人にも厳しいようにみえるが、他人の存在しない我が家ではぐうたらである。
内弁慶ならぬ、外弁慶なのである。
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