マイナンバーが落ち着いたと思ったら次は・・・。

改正労働安全衛生法。

中でも多くの事業場に関係してくるのはストレスチェック制度の創設の義務化。

要するに一定以上の人数のいる事業場で、一定の時間を超える労働者に対して、ストレスチェックを行い、適当な面接指導のもと、適切な措置を講じるということのようだ。

しかし、次から次へと会社に負担のかかることばかり、よく考えてくるな、と思う。

普通の仕事でストレスがかかるって、個人差はあってもほとんどないと思うんだよね。

ストレスの原因って何？っていうと、その裏には過労やいじめ、各種ハラスメント等、特殊事情が存在しているように思う。

だから、正直、このような形でストレスチェックを行う意味がわからない。

まして、同じ仕事をしてストレスを感じる人もいれば、感じない人もいる。

そのような場合に感じる人にはストレスが起きないように措置を講じ、そうでない人には何もしない。

これって、会社という組織で公平なことなんだろうか？

それで給与に差をつければいいだけのことなんだろうけど、この結果によって不利益な取り扱いは禁止されているし。

もちろん、差をつける方法、やり方はあるけど。

手間をかけて、コストをかけて、あまり意味のないことはやりたくないんだけどな。

大徳寺　EPSON RD-1xg & Summicron 5cm f2

年々、うつ病になる人々が増加して、国は何らかの措置をしなくてはならない。その結果がこれ。効果があろうがなかろうが、効果がありそうな風に制度をつくって、義務化して、国はそのために動いているんだよとアピールしているんだろう。

そしてそのツケはすべて企業にまわってくる。

それでうつになったら笑い話にもなりやしない。