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シャープは鴻海へ。 [日記]

かねてから経営再建に向けて、なにかと取り沙汰されていた、大阪の電機メーカー、シャープが台湾企業の鴻海の傘下で再出発を目指すことに決まったようだ。

いろいろな紆余曲折はあったが、ひとまずこれで会社の雰囲気がよくなって、元気を取り戻して欲しいと、電卓に始まり、電子手帳、ザウルスとiPhoneなどがまだない時代にガジェット好きに火をつけられた自分は、そう、切に願う。

シャープは次から次へと新しい目線の商品を開発してるけど、すぐにパナソニックなんかに同じようなコンセプトの商品を作られて、その販売力の違いから、後塵を拝してしまうとよく言われていた。

でも、そんなシャープが好きな人もたくさんいたのではないかと思う。

海外資本のもとでは、今まで以上にドラスティックなことも起きるだろうから、現時点の社員の皆さんは不安で仕方がないと思うが、ぜひ、頑張ってもらいたい。

地道にコツコツと頑張っている人はいずれ報われるはずだから。

さて、そんな一方で、やはり、歴代トップの責任は大きいと思う。

町田、片山、奥田。

外野の口出しではあるが、戦犯と呼んでもかまわないのではないか?

シャープの歴史上初めての院政をしいた町田、ちゃっかり日本電産に収まった片山なんか、特にシャープを辞めざるをえなかった人々や、不安の中、それでも仕事に頑張った人からみると、憤慨極まりないのではと思う。

一部上場企業と聞けば、素晴らしい人格のトップがいて、その周囲を固める人々も能力の高い人ばかり、もちろん、社員も同じ・・・。

と、中小にしか勤めた経験のない僕はずっと思っていたけれど、やっぱり、上場企業でさへも舵取りを間違うとこういう憂き目に遭ってしまうということだ。

そこには時代というものもあっただろうけど。

天龍寺

天龍寺 Leica X2

まだまだ契約も締結されていない状況であるので、もう一波乱あるやもしれぬ。

買収された側の経験しかないけれど、企業文化の違いとか、とまどうところも多いと思う。

ほっとするのも束の間。

だけど、社員の皆さんは希望をもって、ほんと頑張ってほしいと思います。
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