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引継ぎ。 [日記]

会社の上司が来年3月に退社する意向で、その仕事を引き継ぐということが社長も含めた面談で決まった(と僕は思っている)。

しかし、いまだに引継ぎに関しては何も動きがない。

すでに半月が過ぎているというのに。

確かに月末はそれぞれに忙しいので、そういう風にもっていきにくいのは確かだけど・・・あまりに何も動いていないので、本当に引き継ぐ気があるのか?疑問に思えてきた。

ためしに一昨々日、月次決算に向けて何か手伝うことありますか?と聞いたけど、まだ、入力中なので何もないという答え。

で、一昨日は何か動きがあるかと見守っていたけど、何もなし。

昨日も再度、声をかけてみたけど、まだ何もないという答え。

いやいや、決算するのに準備とか、こういう書類を作成しないといけないとか、あるでしょ?普通。

少なくとも、会計ソフトの権限をもっと広げるとか(今は元帳しか見れないレベルに設定されている)

で、ふと思ったんだけど、彼らの言う引継ぎは、単に、いなくなったらやってくれ、というだけのことだったんじゃないかと。

彼から彼が培ってきたことを伝えられ、そして学んで引き継ぐという意味ではないんじゃないか?

それってどうなん?

僕のイメージしている引継ぎとは違うんだけど。

鴨川

鴨川 SONY RX100M4

僕のイメージする引継ぎは単なる仕事という意味ではなく、自分が手に入れた知識、やり方、考え方、それら全てを伝えるという意味。

下の者がそれをどう使うかは次の話。

それが上の者の仕事の一部だと思っている。強いてはそのために給料を部下よりたくさんもらっているということだ。

自分が引き継がれる立場になったから言うのではなく、普段から僕はそう思っている。

残念ながら底辺をさまようヒラにはそんな伝える相手はいない。

それに人が人に何かを伝えるのに100%はありえない。どうしても80~90%伝えられたら御の字だと思う。それをカバーして120%にするのは伝えられた側の責任。

たとえ100%でなかっても、企業という半未来永劫的に継続する組織の中で上から下への伝達は必要不可欠なことだと思う。

企業として、人が交代する度に0からのスタートなんて、そんな効率の悪い話はないだろう。(いや、そんな会社だから業績が伸びないということはあるやもしれぬ)

しかし、やめる側の人間はそんなことまで気にしていない、辞めた後のことなんか知らない。特になんらかの不満をもって辞めた人間はなおさら。

会社に入って30年、やめていく人達を数多くみてきて、そういう風に思うようになってきた。

そんなの教えてもらう方の心がけ次第かもしれないが、声かけて反応がないといいかげん心が折れるのよね。



胃が痛い。
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