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事務委託契約。 [日記]

まさかこんな話になると思わなかった。

昨日、親会社の持株会から個人番号事務委託契約のサンプルが届いた。

最初に僕の思っていたことを述べておこう。

大前提として、従業員からマイナンバーを預って保管しているのは弊社である。

その上で持株会加入者については配当等の支払調書を出す必要があるので、持株会は弊社に対して該当者のマイナンバーを提供してくれという依頼。

その依頼を受けて弊社は持株会に対して、マイナンバー、大切に取扱いしてくださいね、といって該当者の番号を教えてあげるわけだ。

つまりはこういう流れをイメージしていたのである。

どこか変?いや、理にかなっているだろう。

ところがどっこいである。持株会から届いた契約書は、弊社がまるでマイナンバー収集の事務代行業者だというような思い切り上から目線の契約書を作ってきたのだ。


■ 第二条「法令順守」
  乙(弊社)は、本事務の遂行に際し、番号法その他の関係法令~略~を遵守するものとする。

(私の気持ち) おいおい、そんなことお前に言われんでもわかっとる。で、お前(甲・持株会)はどやねんな。

以下、「乙は、・・・・乙は・・・・」が続く。

極めつけはこれとこれ。

■ 第八条「漏洩事案等の発生時の対応」
  乙は、個人番号の漏洩等の事案が発生し、または発生したおそれがある場合には直ちに甲に報告するものとする。

はぁ?って感じ。100歩譲って、甲、乙両者は・・・・互いに・・・でしょ。

■ 第九条「個人番号の返却・廃棄」

乙は、本事務が終了した場合、または甲の求めがある場合であって、法令上定められた事務が終了したときにはいつでも、甲の指示に従い、個人番号のすべてを甲に返却し、または復元できない手段で廃棄もしくは削除しなければならない。

いい加減にし~や、怒るで!!

持株会からうちの社員が退会した場合にうちが持っている個人情報を持株会の指示で返却、廃棄しろって、逆やろ、って話。

渡月橋

渡月橋 SONY RX100 mark4

相手の気持ちを考えず、こういう一方的な契約をたとえ子会社といえども送ってくる神経がわからん。
おそらく麻痺してるんだろうな。
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