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先日のエントリーのつけたし。 [日記]

新聞紙上、テレビ、ラジオ、インターネット、そしてSNSでも昨日は「震災から5年」の文字が躍った。

いまだ生まれ育った土地に戻れず、過酷な環境での生活を強いられている方も多くいらっしゃるだろう。

確かに我々はこの記憶を忘れてはならない・・・。



と気持ちで思う一方で。



こういった主旨の報道やフレーズを聞いていると、「おまえら震災のこと忘れたら承知せぇへんぞ!」と言われているかのような、震災の被害にあった人々のことを忘れることが許されないことのように強迫されている気分になるのである。

被害者の方がそういうのであればまだ理解できる。

それが昨日のエントリーの後半部分を書いた気持ちでもある。

忘れたらあかんのか?

もちろん、親しい人、近しい人を亡くした方々は、あの地震を忘れることはないだろう。

しかし、直接被害もない人間が記憶に留め続けなければならないものなのだろうか?

逆にそうだとして、阪神大震災以降も大規模な地震は数々あったのではないか?鳥取西部地震しかり、新潟県中越地震しかり。しかし、そのことについて報道するマスコミもほとんどないのではないか?

被害の大小だけの問題なのか?被害が大きかったら忘れるな、少なかったら忘れてもいい?そういうもんではないだろう。

いや、これらの地震に関してはすでに記憶からなくなっているのではないか?

マスコミもやたら騒いでいるが、そこんところどうなんだろう。

「私たちは忘れない・・・」などと軽々しく口にしていいものなのだろうか?

それとも自分が考え過ぎなのか?

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まもなく3月20日がやってくる。
地下鉄サリン事件。
僕はこちらの方こそ忘れてはならないと思うのだが、マスコミはどういう反応するか、興味があるところだ。

あ~、また理屈をこねてしまったか・・・。
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