消費税増税。

気がつけば10月へと月が変わり、消費税10％が始まった。

まだ、一週間も経っていないが、自分の生活において、ことさら変化は感じられない。

というのも、ほぼ、日常の買物は食料品ばっかりだし、外食もそれほど頻繁にするわけではないから。

なんとなく拍子抜け感は否めないかな。

駆け込み需要も過去の3％、5％、8％の時と比較するとそれほどでもなかったようにも感じる。

国民が消費税に慣れたのか、はたまた、うちにテレビがないからなのか・・・。

ネットのニュースでは定食屋さんがレジに対応できずに廃業される、というものもあったけど、

よくよく考えるとそんな複雑なことではないようにも思う。

定食屋さんであればテイクアウトがなければすべて10％。

それを価格に上乗せすれば、なんら問題のない話ではないか？

もちろん、これは消費税に限っての話で、値上げしたから客離れがというのは一緒に語る話ではないようにも思う。

値上げしても来る人は来る。（空論かな？）

中には売上は10％で仕入が8％（食材）なので、納める税金が増えると解説するサイトもあるけど、いやいや、それを消費者から徴収してるんでしょ？という話。

売上1,000万以下の免税業者であっても、価格に転嫁すればまったく問題は起こらない。

どうしてもというのであれば課税業者になればいいだけの話。

いずれにしても価格に転嫁させれば、消費税を10％分ちゃんと消費者からもらえば、何も問題のある話ではない。

とは言え、いわゆる買い控え等は必ず起こるもので、それに耐えうる体力が必要なのは言うまでもない。

Ricoh GR III

つまり、増税でレジ対応ができず廃業するという論理は、マスコミが増税＝悪のイメージを我々に植え付けようとする戦略ではないかと疑ってしまうのである。
ただ、増税＝善というわけではまったくもってないことだけは付け加えておこうかな。
そして、その使い方次第で善にでも悪にでも変わるということだ。