同窓会

先日、会社から帰宅すると一枚の葉書がポストに入っていました。差出人は小学６年生の時の担任の先生。

なんでも、同窓会をしようと思っているのですが、幹事をお願いした同級生の女の子は、現在、京都の山奥に今住んでいて、なかなか大阪に出る機会も少ないようなので、ぜひとも君にサポートをお願いしたい、と書かれてありました。

学生時代１６年間の担任の先生と、いまだ、年賀状のやりとりをしているのは、この小学校時代の先生だけ。他の先生とはまったく続いておりません。あんまり、思い出と呼べるものも、どちらかといえば少ない学生生活でしたので、思い入れも少ないのが、その理由なのかもしれません。

２０年ほどまえに一度同窓会をしました。

その時はまだ２０代半ばでしたので、皆、昔のまま。変化も少なく、すぐに打ち溶け合えたのですが、今回、開催するとなると、みんな、いいおっちゃん、おばちゃんになっているし、先生にいたってはおそらく還暦を過ぎていると想像するので、なんとなく衝撃を受けそうで・・・ちょっと怖い気もします。

僕の小学生時代といえば、１９７０年代。ちょうど大阪万博が開催された頃、小学校の２年生でした。実家は、阪急、北千里駅のすぐそばにあるので、万博の工事の音が聞こえてきてました。万博には計２回しか足を運びませんでしたが、今では当たり前に大きな街にある動く歩道に驚き、今のテーマパパークでは必ずあるような、三菱未来館などのパビリオンの設備に子供ながらに感動したものでした。

高度成長のまっただなか、今思えば、生活は質素で貧しいけれど、今と違って、夢や希望があった時代だったかもしれません。

あれから３０数年、若い夫婦が集まってきた千里ニュータウンもいまや、老夫婦の町と化し、あちらこちらで団地の建替えやマンションの新築などでクレーンが空にそびえたっています。

当の同窓会は、８月に催されるのですが、ひさしぶりにあの頃に戻れたらいいなぁ～なんて思ったりする今日この頃でした。



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