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紹介派遣という業態に物申す。 [ちょっと一言]

自分が入社したての頃は人材紹介と言えば、ハローワークだった。
それが、民間にも委嘱され、パソナを代表とする派遣会社が乱立することになる。

それぞれ、特徴をだすために、たとえば業種、職種に特化した派遣会社も出てきた。

うちの会社は、基本、派遣社員は雇わない。
ただ、過去には展示会のお茶出しに関して、短期のアルバイト的な名目で助けていただいたことはある。

しかし、長期にわたる、いわゆる正社員なみの待遇で受け入れたことはない。

なぜかと問われれば、答えに窮するが、まぁ、派遣に手数料を払ってきてもらうより、正社員を採用したかったということなのだろう。

さて、そんな派遣会社であるが、最近では紹介派遣と称して、求職者を派遣として紹介、正社員として採用されれば、年収の数十%を手数料としてもらうというサービスを開始しているところが多くなっている。

昨年、このサービスを利用する機会があった。
特定職種に対して、求人に対する応募がなかったこともあって、藁でもすがる思いですがりついたのである。

営業マンは元同業種の営業をやっていたという人で、割合、業界にも詳しく、業界独特の慣習にも理解を示されていた。その上で、「今、思いつくだけで数名の方の顔が浮かびます」と営業の席で話されていたのである。

手数料は年収の30%を25%にしてもらった。
派遣会社から契約書も送られてきて、手数料を今回に限り25%にするという覚書にも代表社名で記名、捺印をほどこし送り返した。

ところが、派遣会社からその後なんの連絡もなく、電話をすれば(求職者に)該当する人がいないという返事。ここが重要でこちらから聞かないと連絡もないのである。
しかも、いつまでたっても契約書はおろか覚書すら送ってこない。

個人的な意見ではあるが、こういう人材紹介など、手数料商売の業種は契約書というものが非常に重要なものだと僕は思う。
物が動くわけでもなく、要は上前をはねている商売なのだから、こういった約束事が重視される業種ではないのだろうか?
それが、このような対応であると、信用していいのかどうかわからなくなってしまいはしないか?

派遣会社からすれば、採用してはじめての手数料なのだから、採用できる可能性が少ない案件に力を入れる気にならないのもわからないではないが、少なくとも僕は二度と使おうと言う気にはならないと思いますね。

ちなみに僕の知人の女性は、担当から今週いっぱいよく考えて返事してね!と言われてて、期限の日、電話をしたら先方は今日面接している人の中から決めるようなことを言っていると言われたらしい。

また、連絡もなかなかよこしてこないことをぼやいていた。

結構、最初は調子のいいことを言う業界だと再認識した次第である。
そのうち問題になるかもしれないな。

日本綿業倶楽部

日本綿業会館 SIGMA DP2 merrill SPP5.4にて現像

さすがに金属の質感はFoveon X3だな。
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