Fujifilm X10

今更ながらという気持ちは禁じ得ないのではあるが・・・。

後継機のX20が世に出てすでに時間は経過、その上にX10のコンセプト違いのXF1やその後継機ともいえるXQ1もすでに発売、発表されているこの状況で、再びこのカメラを取り上げるなんて。

というのも、最近、あまり写真を撮りにでかけていないこともあって、過去の画像をひっぱりだしてきて、Blogに掲載することが増えている。

実はメインのこのブログのほかに、京都を中心とした写真のブログと大阪の写真をtumblrに毎日1枚掲載しているんだけど、そちらの画像、ここ数日はFujifilmのX10で撮った写真を掲載しているわけである。

現在、その上位機種（？）X-E1も使用しているが、もちろんセンサーが異なるので同じ絵作りにはならないのは重々理解して、なお、X10の透き通るような絵に、あらためて驚嘆しているのである。

もちろん感覚には人それぞれに差があるので一概にはそうとれないだろうけれど、少なくとも僕の感覚では透明感を感じている。

例えばRD-1xgであれば、こってりコクのある絵とでも言うのだろうか。

X20の画像を見る機会がそれほどないので、なんとも言えないが、X10とはセンサーが違っていることもあって、同じような絵は出てこないのではないか？とか思ったりもする。

もちろん時と場合によって、その透明感がいいように悪いようにも作用するわけだが・・・。

昨日の写真で言うと、はためく旗や店名の書かれたライトボックス？の部分に。

日本綿業会館　Fujifilm X10 f6.4 1/300s ISO200

X10には、ファームウェアのバージョンアップによって、追加されたアドバンスドフィルターで、そのシチュエーションによって遊び心をいれて、楽しむことも可能ではある。

ちなみに僕のお気に入りのフィルムシュミレーションは「Astia」である。