久しぶりの京都巡り。 [京都めぐり]
最近のエントリーは、ジョギングや自転車など運動関係のものが続いていましたが、このブログ、本来は写真関係のブログなんです。
と、言うわけで(笑)、関西地方梅雨入りした最初の休日。京都の洛北へ足を運んできました。目的地は「詩仙堂」です。鞍馬、貴船神社へは、5年くらい前に一度訪れていますが、その途中の洛北地区に足を運ぶのは実は初めて。
「詩仙堂」は叡電「一乗寺」下車、約10分のところにあります。途中、宮本武蔵と吉岡一門の決闘の場となった「一乗寺下り松」がありました。現在の松は3代目とか・・・。周りも住宅街で、決闘の場と呼ぶにはあまりにも平和的です。
さて、「詩仙堂」の名前の由来は、石川丈山が中国の漢晋唐宋の詩家三十六人の肖像を狩野探幽に描かせ、丈山自ら各詩人の詩をを図上に書いて四方に掲げた、詩仙の間を中心としているところからきているそうです。
拝観料を払って中に入ると庭を見渡せる畳の間があります。どこからともなく鹿威しの「コ~ン」という音が響いてくる中、畳の上に座って、ぼ~~っとしていると、なんとなく心静かな気分に浸ることができます。
庭園はサンダルに履き替えて、回ることができます。秋の紅葉、5月のサツキが見事とのことですが、サツキはすでに盛りを過ぎていました。
しばらくの間、詩仙堂でぼんやり時を過ごした後、詩仙堂からすぐ近くの「八大神社」へと行きました。
ここは前述の決闘当時の「下り松」の一部が保存してあり、宮本武蔵、悟りの地と掲げられていました。松はすでにぼろぼろの状態でしたが、決闘を現代に伝える生き証人?って感じがして、すごく不思議な気がしました。
そこから与謝蕪村のお墓のある「金福寺」へ。ここで、おみやげに「俳聖かるた」なるものを衝動買い。各俳人の俳句とともに俳画が描かれていて、なんかいいなぁ~~~って思って。850円也。
本日、最後の目的地は下鴨神社。
だいぶ歩き疲れて、へろへろ状態だったので、ゆっくり見る気になれなかったのは、ちょっと残念。糺の森もパスしちゃいました・・・。次回は、ゆっくり見たいと思います。
出町柳駅のロッテリアで軽く昼食をとった後、帰宅の途につきました。
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