合気道談義 [合気道]
合気道談義
Twitterで「師範クラスならまだしも、茶帯クラスが他の所を批判したり評価するのはちょっと一歩踏み止また方が良いよ。」とつぶやかれている方がいらっしゃいました。
確かにそう。
いや、別に自分が黒帯だからという、上から目線で言うわけではなくて、やっぱり、初めて10年経ってもいない段階で、合気道がわかったかのように振る舞うのはどうかな、というのが一番の理由かな。
※道場で違いはあるようですが、男性の場合、茶帯は3級~1級の方。合気会の目安では3級で入門から120日、1級で230日稽古すれば受験資格があります。
ま、そうは言っても他武道経験者と私のようなスポーツはそれなりにこなすけど、武道経験なしのような人、まったくスポーツに縁のなかった人など人さまざまですから、一概にというわけには参りませんが。
自分は今年で満16年を経過しました。
週二回の稽古、ま、さぼった日もありますので、だいたい年間52週として80日の稽古ということでしょうか。
それでもまだ1,280日しか稽古してない計算になります。
でも、まだまだなんですよね~、やっと、入り口に立てた、そんな感じです。(そう思うことすらいけないのかもしれません)
最近、僕の通っている教室では、稽古中にやたらと指導するな、という風潮になりつつあります。
指導するのは師範、指導員の方という風に。
師範いわく「たとえば、道主の稽古で、道主以外の人が稽古中にあれこれ言うのは、やはり、違和感がある」とのこと。確かに、そうかもしれませんね。
ただ、初心者や経験数の少ない側からいわせると、アドバイスは欲しいものなんですけど・・・。
そこらへんの区別が難しいのかな。
ま、アドバイスを受けても、結局は自分の中でそれを消化して、自分なりに動きを理解して、そして実践できるようにならないと意味がありません。
そのためにも道場だけでなく、普段の日常生活の中で、どう修行するかということも僕は大切だと思っています。
単純なことでもいいと思います。
姿勢を正しく保つ、身体の軸を使って動く、相手の気持ちに合わせる、いつも呼吸を平静に、素直な態度で振舞う、などなど、やるべきことはたくさんあると思います。
一見、合気道と関係のないことでも、得てして役立つこともある。
ただ、それがなかなかできないところが、逆におもしろいところなんですよね。
参考までに・・・・
合気道「稽古上の心得」
1.合気道は一撃よく死命を制するもの故練習に際しては指導者の教示を守り徒に力を競うべからず。
2.合気道は一を以て万に当るの術なる故常に前方にのみならず四方八方に対する心掛けを以て錬磨するを要す。
3.練習は常に愉快に実施するを要す。(も不真面目にすべからず。)
4.指導者の教導は僅にその一端を教ふるに過ぎず之が活用の妙は自己の不断の練習により始めて体得し得るものとす。
徒に多くの業を望まず一つ一つ自己のものとなすを要す。
5.日々の練習に際しては体の変更より始め逐次強度を高め身体に無理を生ぜしめざるを要す。
然る時は如何なる老人と雖も身体に故障を生ずる事なく愉快に練習を続け鍛錬の目的を達する事を得べし。
6.合気道は心身を鍛練し至誠の人を作るを目的とし業は悉く秘伝なるを以て徒に他人に公開すべからず無頼の徒の悪用をさくべし
※()内は昔なかったような・・・記憶が・・・。
梨木神社 Leica X2
「稽古上の心得」を読むと、なんか初心に戻れるような気がします。
Twitterで「師範クラスならまだしも、茶帯クラスが他の所を批判したり評価するのはちょっと一歩踏み止また方が良いよ。」とつぶやかれている方がいらっしゃいました。
確かにそう。
いや、別に自分が黒帯だからという、上から目線で言うわけではなくて、やっぱり、初めて10年経ってもいない段階で、合気道がわかったかのように振る舞うのはどうかな、というのが一番の理由かな。
※道場で違いはあるようですが、男性の場合、茶帯は3級~1級の方。合気会の目安では3級で入門から120日、1級で230日稽古すれば受験資格があります。
ま、そうは言っても他武道経験者と私のようなスポーツはそれなりにこなすけど、武道経験なしのような人、まったくスポーツに縁のなかった人など人さまざまですから、一概にというわけには参りませんが。
自分は今年で満16年を経過しました。
週二回の稽古、ま、さぼった日もありますので、だいたい年間52週として80日の稽古ということでしょうか。
それでもまだ1,280日しか稽古してない計算になります。
でも、まだまだなんですよね~、やっと、入り口に立てた、そんな感じです。(そう思うことすらいけないのかもしれません)
最近、僕の通っている教室では、稽古中にやたらと指導するな、という風潮になりつつあります。
指導するのは師範、指導員の方という風に。
師範いわく「たとえば、道主の稽古で、道主以外の人が稽古中にあれこれ言うのは、やはり、違和感がある」とのこと。確かに、そうかもしれませんね。
ただ、初心者や経験数の少ない側からいわせると、アドバイスは欲しいものなんですけど・・・。
そこらへんの区別が難しいのかな。
ま、アドバイスを受けても、結局は自分の中でそれを消化して、自分なりに動きを理解して、そして実践できるようにならないと意味がありません。
そのためにも道場だけでなく、普段の日常生活の中で、どう修行するかということも僕は大切だと思っています。
単純なことでもいいと思います。
姿勢を正しく保つ、身体の軸を使って動く、相手の気持ちに合わせる、いつも呼吸を平静に、素直な態度で振舞う、などなど、やるべきことはたくさんあると思います。
一見、合気道と関係のないことでも、得てして役立つこともある。
ただ、それがなかなかできないところが、逆におもしろいところなんですよね。
参考までに・・・・
合気道「稽古上の心得」
1.合気道は一撃よく死命を制するもの故練習に際しては指導者の教示を守り徒に力を競うべからず。
2.合気道は一を以て万に当るの術なる故常に前方にのみならず四方八方に対する心掛けを以て錬磨するを要す。
3.練習は常に愉快に実施するを要す。(も不真面目にすべからず。)
4.指導者の教導は僅にその一端を教ふるに過ぎず之が活用の妙は自己の不断の練習により始めて体得し得るものとす。
徒に多くの業を望まず一つ一つ自己のものとなすを要す。
5.日々の練習に際しては体の変更より始め逐次強度を高め身体に無理を生ぜしめざるを要す。
然る時は如何なる老人と雖も身体に故障を生ずる事なく愉快に練習を続け鍛錬の目的を達する事を得べし。
6.合気道は心身を鍛練し至誠の人を作るを目的とし業は悉く秘伝なるを以て徒に他人に公開すべからず無頼の徒の悪用をさくべし
※()内は昔なかったような・・・記憶が・・・。
梨木神社 Leica X2
「稽古上の心得」を読むと、なんか初心に戻れるような気がします。
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