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人事考課 [ちょっと一言]

うちの会社ではこの季節になると成績考課、自己申告など、人事考課のための資料がまわってくる。

本人たちが書いたこの書類をもとに管理職が査定し、評価が決定する。

ま、通常、考えれば容易に想像のつく人事制度である。

しかし人が人を評価するのは、本来、非常に難しいことに違いない。

というか、人が人の優劣をつけるなどとは、身の程をわきまえない行為にほかならない。

なぜなら、評価する側が絶対的な「正」ではないからだ。要するに神でもない限り無理だろう。

ひょっとすると評価される側より、評価する側が劣っている場合もあるのではないか。

では、なぜ、評価する側にいるのか・・・。

それは単に年長者だからということだ。

多くの企業において、成果主義を謳いながら評価者が年功序列という笑えない状況なのである。


人事考課=プロ野球選手の契約更改と同じだ。

つまり、交渉の場、いわゆる面接が存在しない成績評価制度は、鉛筆なめなめの世界となんら変わりがない。

また、単に報酬額や職級の決定のためだけでなく、成績評価制度は各個人のモチベーションを高めると同時に、各々の
レベルアップに寄与するものでなければ、導入する意味もない。

したがって、評価者は面接において、具体的に何がどう評価され、次の階級にいくために、会社は何を求めているのかを示さなければならない。

とまぁ、この時期になるといつも思うことではあるが、実行された験しはないな。

ま、世の中そんなもんですな。


御堂筋

Fujifilm X-E1 & XF23mm f1.4R
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