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シャープ。 [日記]

電機メーカーのシャープが苦境にあえいでいる。

2012年3月期3,760億円、2013年3月期には5,450億円もの赤字を出し、昨年は116億円の黒字だったが、
2015年3月期において赤字との予想がでている。

Business Jouralによると、『証券アナリストからは<シャープの高橋は何も考えていない>と言われている』らしい。

非常に厳しい状況に置かれていると言っても過言ではないだろう。

若かりし頃、自分があまりにも無知だったせいもあるけれど、企業のトップたる人は、とても素晴らしいリーダーシップと先見性、実行力などを持ち合わせている。特に上場企業のトップともなると、などと心から思っていた。

それにひきかえ、所詮、中小は中小だと。

しかし、年齢を重ね、経験、知識ともに増えてきて思ったのは、上場企業の社長であろうと、駄目な人は駄目ということだ。
(駄目というのは人間が駄目というわけでなく、企業のトップとして駄目ということである)

もちろん、中小と比較するとその他人材が豊富であり、社長が駄目でも他の人がカバーしてくれる可能性は高い。

が、企業の舵をとるのは、やはりその会社のトップたる社長である。

その舵取りを間違えれば、たとえ、世界に名高い企業でも奈落の底に転落してしまうということだろう。
ましてや部下の意見に右往左往しているようでは何をかいわんやではないだろうか?

社長が自分たちと変わらぬただの人だと思ってしまうと、社員はまったくもって言うことを聞かなくなってしまう。

したがって、社長には一般社員と違うというところを社員全員に見せ続けなければならない。

先の仕事のことはもちろん、その一挙一動についても細やかに神経を配り、人としても立派な人間であり続けないとならないのだ。

それがいったん綻びだすと、それはもう元には戻らない。特に人間の心は。

それは非常に難しいことだと思うし、生半可な気持ちではできないことだとも思う。

自分を律することの難しさはよくわかっている。

その上であえて言うと、企業のトップはそういうことができる人間でないとならないと思うのである。

とはいえ、松下の中村氏、シャープの片山氏、あの時期の社長さんが皆同じように見えるのは、時代が時代だったという影響も大きいんだろうな。

中之島

中之島 Sony α7 & OM zuiko 24mm f2.8

シャープは自分に縁のある人が勤めている。
なんとか持ち直してもらいたいと心から願う。

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