何を信じていけばいいのか。

インターネットの普及に伴い、我々はほぼリアルタイムでいろいろな情報に触れることができる。

このことについては本当にすばらしいことだと思う。

その一方で数多くの情報の中には、意図的な悪意をもったものも多くあり、また、悪意のある意図を感じさせる情報も数多くある。

その取捨選択は、その情報を読む人に委ねられるわけだが、その立ち居地や、信条などをしっかりと持っていなければ、右往左往してしまうことになる。

このBlogでも幾度か書いているが、昨今のマスコミは自社の主張に相当に傾いていて、事実にその主張が反映するよう編集して報道するものだから、読み手が間違った取りかたをしてしまうのではないかと、老婆心ながらに危惧するのである。

そう、自分自身も含めて。

百聞は一見に如かずとはよくいったものだが、全ての事象を自分の目で見るのは不可能だから、やはり、我々は報道機関を利用する。

しかしそこから得る情報は、報道側の意図を排除して考えないといけない。


うちでは、とりあえず朝日新聞と読売はとらない。

理由は簡単。いわゆる朝日の主張が嫌いで読売は巨人だからだ（笑）そうそう、朝日のなにがなんでも阪神というのも鼻がついていやだったが。

そういうわけで、一時期、産経新聞をとっていたが、こと、この季節になると、その主張がやたら偏りだして辟易し、読まなくなってしまったのも事実。

だから、今は新聞はとっていない。


ところで、これは一例であるのだが、書いた方をどうこう言うわけではなく、僕の思考の判断基準はこうだという例としてあげてみる。

たまたま読んで思ったことであるので、その点ご了解いただきたい。

内田樹氏の「街場の戦争論」のamazonレビューの一節に

“国会議員でもあった白川勝彦氏は、自身のブログ（2015年6月6日付け）で次のように断言している。「安倍首相は、嘘八百やまやかしで言い包くるめるのに、何の抵抗もないようである。・・・」”

とあった。

繰り返しになるが、これを書いた人がどうのこうのというわけではない。

これを読んだとき、この白川勝彦氏がどのような立ち居地の人なんだろうか、と考えた。
ひょっとして、民主党？社民党、共産党系？

で、wikipediaでみると、自民党に所属していたこともあったよう。となると、まぁ、この人の主張は真実味があるのか、と思ったが、よくよく読むと、日本でいうところのリベラル系（＝革新？）で、最終的には民主党へ移籍、学生時代は「民青」の一員とあった。

つまり、こう読むと、彼の安倍晋三批判は「話半分」でみなければならないと僕は判断するわけだ。

本当の安倍晋三を知らない人間としては、それが正しいものさしだと僕は思う。

岡崎公園
Sony α7 & Summicron 5cm f2

コメント 2

こんにちは！
Neoribatesさんのブログより訪問させて頂きました
Leica,sony,Ricohを駆使されたシャープで素敵なお写真を拝見させて頂き素通りは失礼と思いコメントさせて頂きました
還暦を過ぎた不勉強者ですが…ネットをから得る情報は大変便利で重宝する反面「理解力を必要」とし常に対局にある考え方と見比べる必要性を感じています
大半の方が私の様に楽しく気軽に利用されてる方でしょうが…甚だしい誹謗中傷も自由に出来き、大きな意味では情報操作も可能です
今後益々、「情報」の速報性、開示性、信憑性が問われてきますので…一般人も適時に意見参加して方向の修正に拘るべきではないでしょうか？
by leica-egoiste (2015-08-06 15:54) 

leica-egoisteさん、

はじめまして、ようこそお越しくださいました。
過分なお言葉を頂戴して、恐縮至極でございます（^^;

もともとは仲間内の撮影行のレポートを載せるために始めたブログですが、
最近は個人的な愚痴が多くなっちゃって・・・。
お目汚ししてしまったかもしれません。失礼しました。

ネットは諸刃の剣。
利用者のモラルとマナーが試されているような気がします。

また、お暇な時に時間つぶしのひとつとして、お越しいただけると嬉しいです。

by tora (2015-08-06 16:06)