なぜ、この年でもバイクなのか？

「バイクに乗りたい！！」と思ったのは、高校２年の時。でも、実際に乗ったのは、大学一年の春、原付免許を取得して、ホンダのダックスに乗りました。クラッチがうまく繋がらず、近所（千里万博）の駐車場で練習。発進がうまくできないものだから、右折が恐怖で、左折のみで往復しました（笑）

二回生になって、友人が中型を取り、ホンダのＣＢ２５０ＲＳで通学。それを見て、「いいなぁ～～～」って思うように、と同時にその友人から片岡義男の小説を紹介され、日増しに思いは強くなっていきました。バイクに憧れる典型的なパターンかもしれませんね。

で、その夏に中型を取り、さらに冬休みのバイトで得た金で、中古の「ＤＴ１２５」をゲット。後ろのサスが動かなくなるまで（ＤＴのサスはグリス切れでサスが動かなくなる、
今で言うならリコール対象？で有名でした）乗り、社会人になって、資金的に余裕ができ
たので、カワサキのＧＰＺ２５０（ベルトドライブ）に乗換。

このバイクはほんといいバイクでした。当時、唯一のベルトドライブ。賛否両論でしたけど、乗り心地は最高っ！！長時間乗っても疲れないシートに、程よいハンドルの位置。おまけに１６リットルのタンク、燃費はツーリングで４０ｋｍ／リットル行きますし、燃料計もついて、初心者にとって、非のうちどころのないものでした。

その後、ホンダのスパーダや、ＡＸ１、ＴＬＲなどを乗り継ぎながら、四輪メインに。

それでも、心の中にはバイクへの思いはあったようで、教習所で大型免許の取得が可能になるや、すぐ申込、そして取得。一発試験合格者の方には引け目を感じるものの、めでたく限定解除となりました。しかし、日常の足は、四輪のまま。

ところが６年ほど前に、交差点で急に進路変更した車を避けようとして、ガードレールに６０ｋｍ／ｈで突っ込んで、四輪を廃車。四輪の箱の中にいることに慣れて、危険予測の能力がマヒしていたのかもしれません。

そう思うと、もう四輪はいいかな？って。ちょうどその時、本屋で手にした雑誌「ｋａｗａｓａｋｉバイクマガジン」の影響もあって、ふつふつとバイクへの憧憬が心に生まれてきました。

思い立ったら即実行！！それに通勤の足が必要だったこともあって、格安の中古車「Ｅｌｉｍｉｎａｔｏｒ」を購入。そして、昨年、念願だった大型バイク「Ｗ６５０」を購入、現在に至っているわけです。

今、自分の周囲にバイクに乗っている知人は皆無なのですが、ツーリングに行くと、熟年ライダーの方々が、安全運転、マイペースで走っている姿をみるにつけ、自分もずっと、ずっと乗りつづけたい気持ちで一杯。

四輪には四輪の良さがあり、バイクにはバイクの良さがあります。そして、バイクの良さが自分にあっていたというだけかもしれません。

郊外の交通量の少ない道を、ドコドコとエンジンの鼓動を感じながら、季節感あふれる空気に身を包まれて、走っている時が至福の時。四輪では味わえない感覚です。

やっぱ、やめられまへんなぁ～～～。

雨の通勤

今朝、昨日からの雨がまだ降り続いていました。最近になって、カッパの防水機能が落ち気味で、ちょっとの雨でも染み込んできます。それでも２０年前に比べると格段に性能はいいのですが・・・。

帰宅の際の雨は、ずぶぬれになっても家に帰って着替えりゃいいや！と気楽になれるのですが、出勤の際は憂鬱。上半身はまだしも、下半身が濡れると不快極まりない。

というわけで、最近はスラックスをビニル袋に入れて、ジーンズを履いて、会社に着いて着替えることにしています。

雨の日の「Ｗ」はちょっと神経をつかいます。
まずはブレーキ。いろいろなＷ６５０関係のホームページで書かれているように、晴天でもあまり効きがよろしくない。それが雨ともなると、一段と効きが悪くなっていつも以上にナーバスになります。それと大敵は、道路上の白線。この上でブレーキかけようものなら、ヌルッとした感触でスリップするのが伝わってきて、これが精神衛生上よくありません。もちろん、転倒とはいかないんですけどね。

と言う訳で、今日はゆっくり走ってきました。

ブログのアクセスを見たら、「Ｗ」関係の記事にたくさんの方が見にきてくださってることがわかりました。で、短絡的ですが「Ｗ６５０」というカテゴリーを作ることにしました。
Ｗ６５０の写真もたくさん載せていきたいと思っています。