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筆記具。 [日記]

物心ついた頃から、字を書くのは嫌いではない。

小学生の頃は近所の友だちが珠算教室に通うのを横目に習字教室に通った。

徒党を組んでというのがこの頃から嫌いだったのだろうが、黙々と筆で字を書く方が今から思えば性にあっていたのかもしれない。

高校時代の選択授業も書道を取り、大学でも国文科ということもあって、書道の授業に出席した。

と言っても、習字時代に初段はもらったものの、皆は綺麗で読みやすい字と言ってくれるけど、いうほど上手ではないと思っている。

なぜなら、基礎もできていない状態での我流であるからだ。

ま、そんな感じで字を書くのが苦手ではないので、年賀状の宛名やコメントは手書きすることにしている。

それでも仕事はほぼパソコン。

字を書く機会が減っているのは確かだろうな。

ところで、字を書く際の筆記具、これが結構綺麗な字を書く重要な要素だと思う。

弘法筆を選ばずなんてことわざがあるけど、あれは虚言。

やっぱり良い筆記具で書くといい字が書ける。

そして、書いている時の気分もいい。

友人がFacebookでビンテージの万年筆のことを話題にしていた。彼も相当達筆。

万年筆の特徴を知り尽くしたかのような文字に心を奪われた。(決して彼に奪われたわけではない)

どちらかというと彼の字は男性らしい字といえる。

引き換え、僕の字は女性らしい字といわれることが結構ある。

そんな彼の影響もあって、ごそごそペンケースから所蔵の万年筆を取り出してきて、ひととおりメンテナンス(といってもペン先の洗浄程度だけど)をした。

PEN


レンズのパースのせいでペンの大きさが実物と異なってみえる。
一番、奥にあるのが、モンブラン マイスターシュテュック149、1980年代後半にプレゼントでいただいたもの。
中白ニブの14Kというものらしい。
真ん中はマイスターシュテュック163、ローラーボール。
そして一番手前にあるのがナミキファルコン、ニブはSM

お気に入りの三本である。
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